当たり前の日常が愛おしくなる|深い絆に涙が止まらない「家族ドラマ」
11. 義母と娘のブルース
『義母と娘のブルース』綾瀬はるか×竹野内豊
- 放送枠:TBS / 火曜ドラマ
- 放送期間:2018年7月10日〜9月18日
- 脚本:森下佳子
- 主題歌:MISIA「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」
- 平均視聴率:14.2%
- 最高視聴率:19.2%(最終話)
バリバリのキャリアウーマンが、子連れのサラリーマンと結婚し、不器用ながらも一生懸命「母親」になろうと奮闘する物語です。最初はビジネス用語を連発して娘と接する姿に笑ってしまうのですが、回を追うごとに積み重なっていく二人の絆に、気づけばハンカチが手放せなくなります。特に、竹野内豊さん演じるお父さんの温かさと、彼が残した深い愛が物語の後半に効いてきて……。血の繋がりを超えて「家族」になっていく姿は、今の時代だからこそより一層胸に響きます。MISIAさんの歌声が流れるタイミングも完璧で、毎回浄化されるような涙を流させてくれる名作です。
12. ひとつ屋根の下
『ひとつ屋根の下』江口洋介×福山雅治×酒井法子
- 放送枠:フジテレビ / 月9
- 放送期間:第1期 1993年4月12日〜6月28日
第2期 1997年4月14日~6月30日 - 脚本:野島伸司
- 主題歌:財津和夫「サボテンの花」
- 平均視聴率:第1期 28.4%、第2期 27.0%
- 最高視聴率:第1期 37.8%(第11話)、第2期 34.1%(最終話)
両親を亡くし、バラバラになっていた6人兄妹が、長男・あんちゃん(江口洋介)の情熱によって再び一つ屋根の下で暮らすことになる物語。当時の月9史上最高視聴率を記録したモンスタードラマです。兄妹それぞれが抱える深刻な悩みや事件を、泥臭いほど真っ直ぐな言葉で受け止めるあんちゃんの姿に、放送当時は日本中が涙しました。理屈じゃなく「家族だから」と体を張って守り抜く絆の深さは、今のドラマにはない熱量があって、今見返してもやっぱり号泣してしまいます。「そこに愛はあるのかい?」という名台詞とともに、家族の原点を思い出させてくれる伝説の一作です。
13. とんび
『とんび』内野聖陽×佐藤健
- 放送枠:TBS / 日曜劇場
- 放送期間:2013年1月13日〜3月17日
- 脚本:森下佳子
- 主題歌:福山雅治「誕生日には真白な百合を」
- 平均視聴率:15.5%
- 最高視聴率:20.3%(最終話)
妻を事故で亡くした不器用な父親が、男手一つで息子を育てる昭和から平成にかけての物語。内野聖陽さん演じるヤスさんの、荒っぽくて照れ屋だけど、息子を想う気持ちだけは誰にも負けないという熱演に、1話目から涙腺が崩壊します。周囲の温かい人々に見守られながら、ぶつかり合い、成長していく親子の姿は、綺麗事だけじゃない子育てのリアルと感動が詰まっています。特に、成長した息子(佐藤健)が父の深い愛に気づくシーンや、お互いを想い合ってつく嘘の切なさは、思い出すだけで胸が熱くなります。親子の絆を再確認したい時に、ぜひ見てほしい作品です。
14. テセウスの船
『テセウスの船』竹内涼真×鈴木亮平
- 放送枠:TBS / 日曜劇場
- 放送期間:2020年1月19日〜3月22日
- 脚本:髙橋麻紀
- 主題歌:Uru「あなたがいることで」
- 平均視聴率:13.4%
- 最高視聴率:19.6%(最終話)
殺人犯として捕まった父の事件の謎を追って、過去にタイムスリップするミステリーですが、その根底にあるのは「父と子の強い絆」の物語です。事件が起きる前の、幸せだった頃の家族の姿を見る主人公の切なさと、鈴木亮平さん演じるお父さんの、どこまでも家族思いで真っ直ぐな瞳に、ミステリーであることを忘れて泣かされます。たとえ運命が変わっても、何度離ればなれになっても、家族を守ろうとする父の姿は本当にかっこよくて……。真犯人が誰なのかというスリルももちろんですが、極限状態の中で試される家族の愛に、最後は温かな涙が溢れるはずです。
15. バージンロード
『バージンロード』和久井映見×反町隆史
- 放送枠:フジテレビ / 月9
- 放送期間:1997年1月6日〜3月17日
- 脚本:龍居由佳里
- 主題歌:安室奈美恵「CAN YOU CELEBRATE?」
- 平均視聴率:21.1%
- 最高視聴率:28.3%(最終話)
未婚の母になる決意をしたヒロインと、ひょんなことからその偽の婚約者を演じることになった男の物語。一見、王道の恋愛ドラマですが、この作品で一番泣けるのは武田鉄矢さん演じる頑固で口うるさいお父さんとの親子愛です。大切に育ててきた娘が、嘘をつき、傷つきながらも一歩ずつ歩んでいく姿を、複雑な親心で見守る姿に胸が熱くなります。特に、最終回の結婚式のシーンは、安室奈美恵さんの名曲が流れる中、バージンロードを歩く親子の姿に日本中が涙しました。父親にとって、娘を嫁に出すことがどれほどの喜びで、どれほどの寂しさなのか……。娘を持つ親御さんならずとも、号泣必至のシーンです。
生きることの意味を問いかける|過酷な宿命を描いた「人生の物語」
16. Mother
『Mother』松雪泰子×芦田愛菜
- 放送枠:日本テレビ / 水曜ドラマ
- 放送期間:2010年4月14日〜6月23日
- 脚本:坂元裕二
- 主題歌:hinaco「泣き顔スマイル」
- 平均視聴率:12.9%
- 最高視聴率:16.3%(最終話)
虐待を受ける教え子を救うため、自らが誘拐犯となって「母親」になる決意をした女性の物語です。この作品は、とにかく芦田愛菜ちゃんの演技が凄すぎて、1話目から涙で画面が見えなくなりました。実の親に捨てられた小さな少女が、必死に新しい「お母さん」に縋り付く姿、そして血の繋がりを超えた母娘の逃避行……。道中、何度も突きつけられる現実に胸が苦しくなりますが、二人が交わす約束や言葉のひとつひとつが、まるで魂の叫びのように心に刺さります。「本当の母性とは何か」を突きつけられる、人生で一度は見てほしい、魂を揺さぶられる傑作です。
17. JIN -仁-
『JIN -仁-』大沢たかお×綾瀬はるか
- 放送枠:TBS / 日曜劇場
- 放送期間:第1期 2009年10月11日〜12月20日
第2期 2011年4月17日〜6月26日 - 脚本:森下佳子
- 主題歌:第1期 MISIA「逢いたくていま」
第2期 平井堅「いとしき日々よ」 - 平均視聴率:19.0%(第1期)、21.3%(完結編)
- 最高視聴率:25.3%(第1期 最終話)、26.1%(第2期 最終話)
幕末にタイムスリップした現代の外科医が、歴史の荒波に揉まれながらも「命を救う」という宿命に向き合う壮大な物語。当時の医療技術では救えない命を前に、葛藤し、それでも知恵と情熱で立ち向かう仁先生の姿に何度も熱い涙がこぼれました。歴史という大きな流れの中で、自分が存在する意味は何なのか。完結編のラストシーン、そして時を超えて届く「ある手紙」の内容は、ドラマ史に残る最高の泣き所です。MISIAさんの「逢いたくていま」、平井堅さんの「いとしき日々よ」が流れるだけで、今でも当時の感動が蘇って胸がいっぱいになります。
18. Woman
『Woman』満島ひかり
- 放送枠:日本テレビ / 水曜ドラマ
- 放送期間:2013年7月3日〜9月11日
- 脚本:坂元裕二
- 主題歌:androp「Voice」
- 平均視聴率:13.6%
- 最高視聴率:16.4%(最終話)
シングルマザーとして、貧困や病気に苦しみながらも子供たちを守り抜こうとする女性の、壮絶かつ美しい生き様を描いた作品です。満島ひかりさんの、削り取られるような迫真の演技に圧倒されっぱなしでした。生活の厳しさに追い詰められながらも、子供たちの前では笑顔を絶やさない母親の強さ、そして疎遠になっていた実母との確執と和解。綺麗事だけではない人生の泥臭さと、その中にある一筋の光を丁寧に描いています。見るのが辛いシーンもありますが、それ以上に「生き抜くこと」の尊さが伝わってきて、最後には深い感動とともに温かい涙が流れます。
19. 星の金貨
『星の金貨』酒井法子×大沢たかお×竹野内豊
- 放送枠:日本テレビ系 / 水曜ドラマ
- 放送期間:1995年4月12日~7月12日
- 脚本: 龍居由佳里
- 原作:なし
- 主題歌:酒井法子「碧いうさぎ」/ 99.7万枚
- 平均視聴率:14.8%
- 最高視聴率: 23.9%
耳と口が不自由なヒロインと、記憶を失った医師、そしてその弟。あまりにも残酷な運命に翻弄される3人の姿を描いた、90年代を代表する純愛ドラマです。主人公・彩の、言葉にできない想いを手話で懸命に伝える姿が本当に健気で、彼女に次々と襲いかかる試練に、当時はテレビの前で何度も「お願いだから幸せにしてあげて」と祈るような気持ちで泣いていました。自己犠牲の果てにある切なすぎる結末は、今思い出しても胸が締め付けられます。愛することは、誰かの幸せを願うこと……。そんな究極の問いを投げかけてくる、一生忘れられない物語です。
20. 僕の生きる道
『僕の生きる道』草彅剛
- 放送枠:フジテレビ / 火曜10時枠
- 放送期間:2003年1月7日〜3月18日
- 脚本:橋部敦子
- 主題歌:SMAP「世界に一つだけの花」
- 平均視聴率:15.5%
- 最高視聴率: 21.6%(最終話)
余命1年を宣告された高校教師が、残された時間をどう生きるかを見つめ直す、人生三部作の第一弾です。それまで無気力に生きてきた主人公が、死を意識することで初めて、一日一日の大切さや周囲の人々への愛に気づいていく姿が静かに、でも力強く描かれています。彼が最後に選ぶ生き様、そして教え子たちに遺したメッセージに、涙が止まりませんでした。主題歌の「世界に一つだけの花」の歌詞がこれほどまでに深く心に響くのは、このドラマがあったからこそ。悲しい結末ではあるけれど、見終わった後には「明日からちゃんと生きよう」と前向きな涙を流させてくれる、人生のバイブルのような作品です。
日本の「泣けるドラマ」おすすめ20選まとめ
いかがでしたか?「ドラマ好きが本気で選んだ泣けるドラマ20選」、振り返ってみるだけでもあの名シーンが蘇ってきて、また目頭が熱くなってしまいました。
今回ご紹介した作品は、どれも私の人生に彩りと潤いを与えてくれた大切なものばかりです。
不器用な愛に震えた「101回目のプロポーズ」や、静かな映像美の中で切なさが爆発した「silent」。命の重さを突きつけられた「コウノドリ」や、運命の過酷さに涙が止まらなかった「Mother」など、一口に「泣ける」と言っても、その涙の味は作品によってさまざまです。
忙しい毎日を送っていると、どうしても自分の感情を後回しにしてしまいがちですよね。でも、たまにはドラマの世界にどっぷり浸かって、思い切り涙を流してみてください。見終わった後は、きっと心が少し軽くなって、また明日から頑張ろうと思えるはずです。
もし「まだこれは見ていなかった!」という作品があれば、ぜひチェックしてみてくださいね。
