毎日バタバタ過ごしていると、ふと「あー、今日はもう思いっきり泣いてデトックスしたい!」ってなること、ありませんか?そんなとき、私のそばにはいつもドラマがありました。
家事の合間や寝る前のひとり時間に画面にかじりついて、これまで何度ドラマの世界で泣き笑いしてきたことか……。
今回は、そんなドラマオタクの私が2026年の今だからこそ見てほしい「泣けるドラマ20選」を本気で選びました。
涙の理由は人それぞれですよね。不器用な愛の形にジーンときたり、過酷な運命に立ち向かう家族の絆に胸が熱くなったり。あるいは、切なすぎるすれ違いに、ただただ夜通し涙が止まらない……なんてことも。
最新の話題作から、何年経っても色あせない不朽の名作まで。今のあなたの心に寄り添って、最高のデトックスを叶えてくれる作品だけを厳選しました。
運命の切なさに胸がギュッとなる|純愛の尊さに震える「恋愛ドラマ」
1. 大恋愛〜僕を忘れる君と
『大恋愛〜僕を忘れる君と』戸田恵梨香×ムロツヨシ
- 放送枠:TBS / 金曜ドラマ
- 放送期間:2018年10月12日〜12月14日
- 脚本:大石静
- 主題歌:back number「オールドファッション」
- 平均視聴率:10.0%
- 最高視聴率:13.2%(最終話)
ドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』は、若年性アルツハイマーを患う女医と、彼女を明るく健気に支え続ける元小説家の男の10年間にわたる愛の軌跡を描いた作品です。数々の恋愛ドラマを手掛けてきた大石静さんによる完全オリジナル脚本で、病気が進行して少しずつ記憶を失っていく切なさと、それでも変わらない二人の深い絆に毎回涙が止まりませんでした。ムロツヨシさんの包み込むような優しさと、戸田恵梨香さんの繊細な演技が本当に素晴らしくて、最終回を見終わった後はしばらく立ち直れないほど感動に浸ってしまった名作です。
2. silent
『silent』川口春奈×目黒蓮
- 放送枠:フジテレビ / 木曜劇場
- 放送期間:2022年10月6日〜12月22日
- 脚本:生方美久
- 主題歌:Official髭男dism「Subtitle」
- 平均視聴率:7.6%
- 最高視聴率:9.3%(最終話)
2022年に社会現象を巻き起こした『silent』は、かつて本気で愛した恋人と「音のない世界」で再会することから始まる、切なくも温かいラブストーリーです。新人脚本家の生方美久さんによる瑞々しくも鋭いセリフの数々が、ドラマ好きの心にグサグサと刺さりました。言葉にできない想いを手話や表情で伝えようとする二人の姿がもどかしく、でも愛おしくて、気づけばテレビの前で号泣していたのを覚えています。リアルタイム視聴だけでなく、配信(TVer)でも歴代最高記録を塗り替えるなど、多くの人の心に深く刻まれた令和を代表する泣けるドラマです。
3. 世界の中心で、愛をさけぶ
『世界の中心で、愛をさけぶ』山田孝之×綾瀬はるか
- 放送枠:TBS / 金曜ドラマ
- 放送期間:2004年7月2日〜9月10日
- 脚本:森下佳子
- 主題歌:柴咲コウ「かたちあるもの」
- 平均視聴率:16.0%
- 最高視聴率:19.1%(最終話)
大ヒットした原作小説や映画に続き、ドラマ版でも日本中を涙させた『セカチュー』。17年という歳月をまたぎ、最愛の恋人を亡くした喪失感と、若き日の純粋すぎる初恋の思い出が美しく描かれています。脚本の森下佳子さんが丁寧に紡いだ物語は、映画版とはまた違った深みがあり、主人公二人の日常が丁寧に描かれているからこそ、病に侵されていく後半の展開が本当に辛くて……。空港のシーンで山田孝之さんが叫ぶ「助けてください!」は、今思い出しても涙腺が緩んでしまうほど、ドラマ史に残る名シーンです。
4. 神様、もう少しだけ
『神様、もう少しだけ』金城武×深田恭子
- 放送枠:フジテレビ / 火曜9時枠
- 放送期間:1998年7月7日〜9月22日
- 脚本:浅野妙子
- 主題歌:LUNA SEA「I for You」
- 平均視聴率:22.5%
- 最高視聴率:28.3%(最終話)
当時、まだタブー視されることもあった「HIV」をテーマに、命の重みと究極の愛を真っ正面から描いた衝撃作です。人気音楽プロデューサーと、一度の過ちでウイルスに感染してしまった女子高生の恋という過酷な設定に、当時はテレビにかじりついて夢中で見ていました。深田恭子さんの初々しくも必死に生きる姿はもちろんですが、今見返すと、田中好子さん演じるお母さんの演技に猛烈に泣かされます。娘の病を知り、絶望し、それでもなお娘を支えようと覚悟を決める母親の姿は、同じ立場なら……と考えるだけで胸が締め付けられて。愛があればどんな壁も乗り越えられると信じさせてくれる、パワーのある感動作です。
5. 101回目のプロポーズ
『101回目のプロポーズ』浅野温子×武田鉄矢
- 放送枠:フジテレビ / 月9
- 放送期間:1991年7月1日〜9月16日
- 脚本:野島伸司
- 主題歌:CHAGE&ASKA「SAY YES」
- 平均視聴率:23.6%
- 最高視聴率:36.7%(最終話)
トレンディドラマ全盛期に、不器用な中年男の純情が日本中を感動の渦に巻き込んだまさに不朽の名作です。亡くなった恋人を忘れられない美しいチェリストに、何度振られても真っ直ぐにぶつかっていく主人公の姿は、滑稽なのに気づけば全力で応援したくなってしまう不思議な魅力がありました。有名な「僕は死にましぇん!」という叫びは、ドラマを見ていなくても誰もが知っている名場面ですが、あのシーンに至るまでの二人の葛藤を丁寧に追っていくと、最後はもう涙で画面が見えなくなるほど。愛することの勇気を教えてくれる、最高にドラマチックな一作です。
命の尊さと繋がる絆の物語|魂を揺さぶる「医療ドラマ」
6. コウノドリ
『コウノドリ』綾野剛
- 放送枠:TBS / 金曜ドラマ
- 放送期間:第1期 2015年10月16日〜12月18日
第2期 2017年10月13日〜12月22日 - 脚本:山本むつみ、坪田文ほか
- 主題歌:miwa「あなたがここにいて抱きしめることができるなら」(第1期)
Uru「奇蹟」(第2期) - 平均視聴率:11.5%(第1期)、11.9%(第2期)
- 最高視聴率:12.6%(第1期 第8話)、13.6%(第2期 第4話)
産婦人科医であり天才ピアニストでもある主人公を中心に、出産の「奇跡」と、その裏にある厳しい「現実」を誠実に描いた名作です。毎話、お母さんと赤ちゃんの数だけ物語があり、生まれてくる命の尊さに涙が止まりません。特に印象的なのは、医師たちの温かい眼差しです。完璧ではない現実を突きつけられることもありますが、それでも命に寄り添う彼らの姿に、毎回心が震えます。第1期、第2期ともに、何度見返しても優しい涙が流れる作品です。
7. Dr.コトー診療所
『Dr.コトー診療所』吉岡秀隆×柴咲コウ
- 放送枠:フジテレビ / 木曜劇場
- 放送期間:第1期 2003年7月3日〜9月11日
第2期 2006年10月12日〜12月21日 - 脚本:吉田紀子
- 主題歌:中島みゆき「銀の龍の背に乗って」
- 平均視聴率:19.0%(第1期)、22.4%(第2期)
- 最高視聴率:22.3%(第1期 最終話)25.9%(第2期 最終話)
離島の厳しい医療環境の中で、島民たちと深い信頼関係を築いていく外科医・コトー先生の物語。美しい島の景色とは裏腹に、命を救うことの難しさや重みがずっしりと伝わってきます。吉岡秀隆さんの穏やかな演技が、島の人々の頑なな心を溶かしていく過程が本当に丁寧で、いつの間にか自分も島民の一人になったような気持ちで応援してしまいます。中島みゆきさんの主題歌が流れるタイミングが絶妙で、イントロが聴こえてくるだけで涙腺が緩んでしまう、まさに記憶に残る傑作です。
8. 1リットルの涙
『1リットルの涙』沢尻エリカ
- 放送枠:フジテレビ / 火曜9時枠
- 放送期間:2005年10月11日〜12月20日
- 脚本:江頭美智留、大島里美、横田理恵
- 主題歌:K「Only Human」
- 平均視聴率:15.4%
- 最高視聴率: 20.5%(最終話)
15歳で難病を発症し、25歳で亡くなるまで懸命に生き抜いた実在の女性の日記をもとにしたドラマです。体の自由が少しずつ奪われていく恐怖と闘いながら、それでも「生きたい」と願う主人公の姿に、タイトル通り、1リットル以上の涙を流してしまいました。沢尻エリカさんの迫真の演技と、彼女を支える家族の無償の愛、そして錦戸亮さん演じる同級生との切ない交流……。レミオロメンの挿入歌が流れるシーンの切なさは異常で、命の輝きと儚さをこれほどまでに痛感させられるドラマは他にありません。
9. 僕のいた時間
『僕のいた時間』三浦春馬
- 放送枠:フジテレビ / 水曜10時枠
- 放送期間:2014年1月8日〜3月19日
- 脚本:橋部敦子
- 主題歌:Rihwa「春風」
- 平均視聴率:10.1%
- 最高視聴率:11.8%(第10話)
ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病に立ち向かう青年を、三浦春馬さんが体当たりで演じた感動作です。将来への希望に溢れていた若者が、突然自分の体が動かなくなっていく現実をどう受け入れ、残された時間をどう生きるのか。その葛藤があまりにもリアルで、胸が締め付けられます。恋人や家族、友人が彼をどう支え、共に生きていくのかを描くヒューマンドラマとしても秀逸です。絶望の中でも「今を生きる」ことを諦めない彼の瞳の強さに、涙が溢れるとともに、自分自身の人生も大切にしようと思わせてくれる力強い作品です。
10. アンナチュラル
『アンナチュラル』石原さとみ×井浦新
- 放送枠:TBS / 金曜ドラマ
- 放送期間:2018年1月12日〜3月16日
- 脚本:野木亜紀子
- 主題歌:米津玄師「Lemon」
- 平均視聴率:11.1%
- 最高視聴率:13.3%(最終話)
不自然な死を遂げた遺体の真実を突き止める「法医解剖医」たちの活躍を描いた作品です。一見ミステリー色が強いのですが、死者の想いを汲み取り、遺された人々の止まった時間を動かしていく過程が、本当に泣けるんです。脚本の野木亜紀子さんが描くセリフはどれも鋭く、かつ温かい。特に第4話や第5話などの、救われなかった命や理不尽な現実を突きつけられる回では、米津玄師さんの「Lemon」が流れる瞬間に感情が決壊します。悲しみを知っているからこそ、前を向いて「生きる」ことの尊さを教えてくれる、現代の名作です。

